茶人古田織部作と伝えられるキリシタン燈籠です。 |
隠れキリシタンが密かに拝んだ十字架をかたどった燈籠で「マリア観音」とも言われています。 |
茶道の普及とともに社寺にある燈籠ではなく、茶庭に適した燈籠が発生した内の一様式で、織部燈籠とも呼ばれています。 |
台座がなく、直接竿部分を埋め込み、竿の上部が左右に円形に張り出しているところに特徴があります。 |
竿上部の張り出しを十字架の変形、竿の下部正面に刻まれた人物像に似た形をマリア像や宣教師像なとどと見てキリシタンの礼拝物とする説が生じ、キリシタン燈籠と呼ばれました。 |
赤塚町の旧家より神明社に寄贈されました。 |
昭和3年11月御大典記念に大燈籠一対と大鳥居が奉納されました。大燈籠は高さ7.2メートル・基石直径3.6メートルで東区最大の大燈籠です。